アルバート動物病院の手術
手術は最新の技術を駆使し、院長・手術助手2名・生体管理モニター専門スタッフ1名の計4名で行われます。手術中は、麻酔中のバイタルサインなど安全に手術を行うための全ての情報(体温・脈拍・血圧・呼吸数及び呼吸状態・心電計・麻酔の濃度・血液中の酸素濃度・二酸化炭素濃度など)が生体管理モニター機器に表示され、麻酔中の動物の状態の変化にも瞬時に対応できるよう、専門スタッフが遂一モニターしております。
また全ての手術において、*先制鎮痛法を用いた術前・術中・術後の疼痛管理を行い動物への負担やストレスを軽減し、手術の痛みを最小限とした手術を行っております。
- *先制鎮痛法とは
- 手術を開始する前に、鎮痛処置を行い、手術前・手術中・手術後の痛みを防止、又は、減少させる方法です。
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手術室
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入院室(ワンちゃん)
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入院室(ネコちゃん)
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手術室内
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入院室内(ワンちゃん)
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入院室内(ネコちゃん)
※写真はクリックすると拡大します。
手術をご希望される飼い主様へ
全ての手術は予約制となっております。
手術・入院について
- 入院について
- 入院室は全て一頭一室、24時間エアークリーン冷暖房完備となっております。ネコちゃんには専用の個別トイレを用意しております。全ての入院、手術において12ヵ月以内にワクチン接種をしてあることが必要です。未接種の方は、ワンちゃんについては8種混合・5種混合、ネコちゃんについては3種混合ワクチン接種をお願い致します。
- 退院して家に帰った時の注意
- 帰宅した当日、ワンちゃん、ネコちゃんは興奮しやすく、たくさん食べたり飲んだりして、これが下痢・嘔吐の原因になることがありますので、食事は急に多く与えないでください。お家に帰ってから何か気になることがありましたらご連絡ください。
- 入院中の面会について
- ワンちゃんの場合は、面会することにより喜んで興奮して、適切な管理が行えなくなる場合がありますので、テレビモニターにて入院中の様子を待合室でご覧になれます。ネコちゃんの場合は、面会はできます。
去勢・避妊手術に関して
去勢手術について(ワンちゃん)
- 去勢による効果
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- ・発情期はストレスのため、落ち着きがなくなり不適切な場所で排尿をしたり、家の人とのコミュニケーションがうまくとれなくなりますが、このようなことがなくなり、常にストレスなく家族の一員として過ごすことができます。
- ・発情期の性的ストレスがなくなり、寿命が延びる傾向があります。
- ・望まない交尾を避けられます。
- ・精巣・肛門周辺の腫瘍などの病気の予防になります。
- ・前立腺肥大(高齢に多い)の予防になります。
- 手術の時期
- 全ての時期に可能ですが、特に最初の性成熟前の生後7か月頃から1年以内が最も良いとされています。
避妊手術について(ワンちゃん)
- 避妊による効果
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- ・発情期はストレスのため、落ち着きがなくなり不適切な場所で排尿をしたり、家の人とのコミュニケーションがうまくとれなくなりますが、このようなことがなくなり、常にストレスなく家族の一員として過すことが出来ます。
- ・性的ストレスが無くなり、寿命が伸びる傾向があります。
- ・望まない妊娠を避けられます。
- ・生理、発情期のストレスから解放されます。
- ・老齢期に発症する子宮蓄膿症や卵巣のう腫、卵巣腫瘍、乳腺腫瘍(乳ガン)、鼠径(そけい)ヘルニア等の病気を予防することができます。
- 手術の時期
- 全ての時期に可能ですが、最初の発情前(生後約7ヶ月頃)に行うのがもっとも望ましいとされています。
その場合、乳腺腫瘍の発病は95%の確率で予防することができます。
去勢手術について(ネコちゃん)
- 去勢による効果
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- ・発情期はストレスのため、落ち着きがなくなり不適切な場所で排尿したり、家の人とのコミュニケーションがうまくとれなくなりますが、このようなことがなくなり、常にストレスなく家族の一員として過すことができます。
- ・性的ストレスが無くなり、寿命が伸びる傾向があります。
- ・望まない交尾を避けられます。
- ・発情期のストレスから解放されます。
- ・精巣・肛門周辺の腫瘍などの病気の予防になります。
- 手術の時期
- 全ての時期に可能ですが、特に最初の性成熟前の生後7か月頃から1年以内が最も良いとされています。
避妊手術について(ネコちゃん)
- 避妊による効果
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- ・発情期はストレスのため、落ち着きがなくなり不適切な場所で排尿をしたり、家の人とのコミュニケーションがうまくとれなくなりますが、このようなことがなくなり、常にストレスなく家族の一員として過ごすことができます。
- ・発情期の性的ストレスがなくなり、寿命が延びる傾向があります。
- ・望まない交尾を避けられる
- ・老齢期に発症する子宮蓄膿症や卵巣のう腫、卵巣腫瘍、乳腺腫瘍(乳がん)等の病気を予防することができます。
- 手術の時期
- 全ての時期に可能ですが、最初の発情前(生後約7ヶ月頃)から生後1年以内に行うのがもっとも望ましいとされています。
歯石除去手術について
犬や猫は人間と同じように歯磨きする事により、歯石の防止になります。
(歯磨き粉は特に必要ありません。)
ただし、歯石が多くついた場合は、麻酔をかけて歯石をとります。歯石により歯槽膿漏を起こして若い時期に歯を失くしたり、菌が血液に入り心臓弁膜症やその他の感染症を引き起こす原因になります。